私は当初、整体師は資格かと思ってせっせと養成所に通っていました。
あとで知ったことですが整体師、カイロプラクター、エステティシャン、セラピストは資格ではありません。
学校側が勝手に資格といって学生を募集しているだけです。
詐欺とまではいいませんがグレーな職種です。
◯◯インストラクターとかコンサルタントもそのたぐい。
要するに民間資格ということでしょうか?
もっと簡単に言いかえれば「職人」ということでしょうか?
お笑い芸人やタレントさんも「資格」ではありません。
需要と供給があればビジネスは成り立つわけですね。
「資格」ではなくあなたを必要としている人がいてあなたがそのお客様を満足させればそれでいいのです。
とはいっても知識や経験がない人はとりあえず学校とか行った方がいいかもしれません。
しかしその学校がクセモノ。ピンからキリまであります。
なかにはネズミ講のようなセミナーや学校があります。
わたし的には師匠に弟子入りして勉強したほうがいいと思っています。
私の経験では養成所で習ったことより実際に臨床経験で学んだことの方が圧倒的に価値があります。
全く知らない初対面のお客様を施術させていただいてお金をいただく。そこからがスタートです。
現場がすべて。友達や親戚を施術してもスキルアップは無理です。
そういえば医師免許も最近問題になっているようですね。
一回取得すれば更新しないで一生医師でいられるというヌルイ制度が問題になっているようです。
「資格」って試験が終わった時点で知識は無くなるものです。
受かったらそれでおしまい。「資格」を取る前の方が知識があるのでは?
資格といえばマッサージ師という国家資格がありますが全国的に学校が少なくて3年間通わないといけません。
しかも一日2時間程度の講義ということですのでなんか時間の無駄のような。
いっそのこと一日6時間くらいやって半年くらいで取得できるようにしてもらいたいものです。
というわけで施術業界はいろいろゴチャゴチャしていて私でも戸惑います。
早い話施術業界は「資格」だけでは判断できない世界。
その人の技術、知識、人格の総合バランス。
断っておきますが資格は必要ないとは言ってもお客様は厳しいのです。
逆に国家資格保持者でもヘタな人もいます。資格にあぐらをかいてもいけないのです。
ちなみに私は役にも立たない民間資格をいくつか取ってしまいましたが今では後悔しています。
高い講習料と受験料を取られただけだったような・・・・
あなたも国家資格以外は充分考えて受験した方がいいですよ。
世の中勝手に「資格」をつくって講習料と受験料をむしり取るところも多いようなので。
あなたの持っている資格は役に立っていますか?
もっとも国家資格でさえ役に立たない時代ですが。