「痛み」の正体

カラダの痛みがなければ人生どんなに楽でしょう。

痛みがなければ無理もできるし、学校や仕事も休まなくてもいいのです。

痛みがなければ毎日快適に過ごせます。

そんな快適なカラダになれたらいいですね。

え?ありえないですって?

いやいや実はそんなうらやましいカラダになれる病気があるのです。

病名は「無痛無汗症」。

高いところから飛び降りて骨が折れても感じない、火傷しても感じない、ケガをしても感じない、

汗もかけないのでカラダの老廃物が出ていかない、熱の調整もできないという症状です。

しかし、危険なケガをしても気が付かない、骨が折れても気が付かないというのもカラダにとっては危険なこと。

考えてみれば痛みを感じて人は自分にブレーキをかけます。

熱いと感じて手をひっこめたり、転んでケガして注意したり、肩こり腰痛の辛さで休んだり無理しないようにします。

痛み止めの薬は痛みを止めるものではありません。神経を鈍感にするものです。

飲んでもいいのですが常用は極めて危険です。

「痛み」はあなたにとってりっぱなセキュリティーシステムです。

その痛みを発生させないように自分を振り返って自分を見つめ直す機会です。

休養をとるもよし、病院へ行くもよし、施術院へ行くもよし、あなたの自由です。

「痛み」って結構いい面もあるのです。

いつまでも突っ走てばかりでは身がもちませんよ。

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