私たちは医学的科学的に証明された物を信じがちです。
ならば「科学的」っていったいどういうことなのでしょうか?
それは自然の現象を数値で統計をとり実験を繰り返して証明することだと思います。そうですよね。
「医学的」にというのもそれに似ています。
とくに「気」とかいうと「怪しい」「いかがわしい」というイメージがつきまといます。
しかし「電気」は実体はわからないけど自然界の何らかのエネルギーなのです。
エジソンは「電気」を発明していません。電気器具を発明しただけです。
調べてみると遠い昔ギリシャ時代から「電気」らしいエネルギーの発見があったようです。
その当時は「電気」ではなく「なんらかのエネルギー」というわけです。
そのほか「磁気」もなんらかのエネルギーなのです。その何らかのエネルギーを「電気」とか「磁気」とか勝手に名付けているだけのこと。
人間のカラダにも電気のようなエネルギーが存在しています。
特に脳内は電気スタンドくらいの電気が流れているとか。
私たちは電力会社から供給されるエネルギーを「電気」と無意識にインプットしていますが自然界にはエネルギーはテンコ盛りなのです。
静電気もそうですね。
「気」はいかがわしいとか言っても間違いだとは言えません。
あなたも私も充電しているわけでのないのに動いたり歩いたり走ったりします。でも電気で動いているのではありません。
食事というものを体内でエネルギーに代えて生きています。
さてそのエネルギーとは「電気」でしょうか?
そう考えると体温を調節しているサーモスタットは一生動き続けます。心臓も動き続きます。
そのエネルギーが電力なら一生の電気代はいくらになるのでしょうか?
飛行機はなぜ空を飛ぶのかというのもハッキリと明確には証明されていません。意外でしょ。
世の中まだまだ分からないことが多いようです。
そもそも女性はお腹の中で人間丸ごと創ってしまうのです。これほど神秘的なことはありません。
話を元に戻しますが「気」「ツボ」「経絡」という漢方的思考は医学的科学的証明ができないからといって「いかがわしい」ということにはならないと思います。
いかがわしいものこそ「真実」だといえるかもしれません。
私は個人的には西洋医学は緊急避難的には価値がありますか「養生」つまり命を育むという点では「漢方的思考」が勝っていると思います。
「整体」は漢方的思考、「カイロ」は西洋医学的思考です。
私は「整体」が好きです。医学的科学的ではないかもしれませんが私には合っています。
それは好みの問題なので仕方ありません。
外からいろいろガクガク矯正して合理的に調整するやり方は好きではありません。
人間はロボットではありません。そして人間は一人ひとり違います。
骨の数、筋肉の数は誰も同じですが違うのです。
身長、体重、血圧、姿勢、考え方などなど個人差があります。
クライアント様を施術させていただきつくづくそう思います。
ツボと経絡とか私もよくわかりません。
というか文献やテキストを見ての知識なのでそれが間違いとは思わないで今まできました。
科学的医学的に証明されていないので間違いなのでしょうか?
いかがわしいと言えばそうかもしれません。
私は医学的科学的に正しいからそれは絶対に正しいという論理こそ怪しいと思います。
あなたはどう思いますか?