ゴッドハンドなんていない

もともと外科医で手術の成功例が多い医師のことをゴッドハンドと呼ばれていました。

正確には「無駄な動きをしない手術技術」を持つ医師という意味合いとのこと。

ですから、そのまま「神の手」なんて訳すのはいかがなものか。

ただゴッドハンドと呼ばれる医師は相当のプレッシャーのようですが。

施術家のなかにもゴッドハンドと言われている人がいます。

予約が殺到しているところもあるようですが、そういうところに行った人の話を聞くと期待外れというのがほとんど。

結局、広告会社やマスコミや書籍とタイアップして「ゴッドハンド」というイメージを大衆に洗脳するというのがオチのようです。

筆者の知人で巷で「予約がいっぱい」という噂の施術院に行った人がいるのですが、結局、悪化して人工関節を入れた人がいます。

「ゴッドハンド」とは何なのか。一瞬でも痛みが消えればそれがゴッドハンドなのか?

一瞬でも立てるようになればゴッドハンドなのか?

いずれにせよ「神の手」というのは言い過ぎのような気がします。

少なくとも整体師はあなたの自己快復力のお手伝いをする仕事。

仮に不快な症状が改善したとしても、それはあなたがあなた自身を治したということ。

施術者がごときが「ゴッドハンド」なんて自惚れであり誇大表現だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です