療術の学校、エステの学校、ネイリストの学校に高額な授業料払って資格試験を受けるご時世ですが、
法的には保険診療をしない限り「資格」は必要ありません。
エステティシャンやネイルストは学校へ行かなくても知識、技術があればあなたもなれます。
ただし雇用してもらう場合は「民間資格」または「修了書」が一つの目安となります。
世間でいう「資格」は知識の証明であって実技の証明ではありません。
手技の技術だけはお客様を何人も何人も経験して初めて身につきます。
知人ではダメです、全く知らないアカの他人のお客様を施術して技術は身につくのです。
私も一番最初、全く知らないお客様から施術料をいただいたときはすごく感動したものです。
と同時に「ホントに満足されたのか・・・?」という不安もありました。
全ては現場です。会議室で起きていないのです。
療術系、エステ系、ネイル系はいわゆる「職人」。
「お笑い」の世界も職人。お笑いの学校もあるようですが生き残るのはほんの一握りの芸人。
それと同じです。
高額な学校へ行くより師匠に弟子入りして勉強するほうがいいのです。
そうです、まさに落語家の世界なのです。落語家は資格ではありません。
多くの「職人」と言われている人は「資格」ではありません。すべては長い年月の経験。
セラピスト、エステティシャン、ネイリストが大量生産される世の中。
儲かっているのは学校だけ。
学校で仲良しこよしでやってもまともな技術は身につきません。
ヨガのインストラクターもスポーツトレーナーも資格は必要ありません。
ただしきちんとした知識や経験がないとお客様はすぐ見抜きます。
国家資格以外は十分検討しましょう。
国家資格をとっても資格が役に立たない時代です。
資格や学校に振りまわされないようにご留意ください。
もちろん国家資格が最低条件という職種もありますが。