不潔にするより清潔にするのがいいに決まっています。
抗菌グッズも花盛り。
ただ清潔にすればするほど我々の抵抗力は無くなります。
どっかの国ではお風呂の代わりに川で体を洗ったり、その川の水で食事をつくったりしても平気な光景をよく見ます。
日本人がそんなところへ行くと即病気するかもしれません。
赤ちゃんの頃からペットと過ごすと抵抗力がつくといいます。
キレイキレイな環境で育つと抵抗力は弱いようです。
何年か前、幼稚園の砂場の消毒が流行りましたが行き過ぎだったようです。
消毒しすぎも考え物。
暑くなってくると制汗剤や体臭グッズが花盛り。
当たり前のようなエチケットになっていますが嗅覚がおかしくなるというデータもあります。
体臭にも何か役割があるかもしれませんね。
アロマ衣料洗剤も流行っていますが食事の時には、たとえいい匂いでもいやなときがあります。
「キレイでいい匂い」。日本はどこまで行くのでしょうか。
このままいくと無菌状態の中でしか生きていけなくなるようです。
正解は菌と共存していくというのが生き物の現実です。
腸内も善玉菌と悪玉菌の共存共栄。
どちらかが多すぎてもダメなのです。
ちなみにお医者さんが患者さんから病気が移らないのは院内が消毒されているからではないのです。
多くの患者さんと接触しているので抵抗力がついているのです。