漢方薬が病院で処方される疑問

漢方薬に詳しい知人によれば顆粒や錠剤はありえないということです。

病院でも漢方薬が顆粒になって番号のついた袋に入っているのをよくみかけます。

ですがそもそも漢方薬の醍醐味はひとりひとりに合ったさじ加減が重要です。

そのため本場中国ではひとりひとりに対し数多くの問診が行われます。

その道を極めるには最低10年はかかるようです。

日本では漢方の学校は存在しませんし、西洋医学の医師が処方するのはもともとおかいしいようです。

製薬会社では大きな釜で漢方薬を煎じたものを顆粒にしたり錠剤にしたりします。

大量生産だから成分比は一定でしょうがひとりひとりに合った処方になっているとは思えません。

成分の産地もどこだかわかりません。

幸い顆粒や錠剤はエキスなので毒にも薬にもならない気休めのようです。

効いているんだという自己暗示が最大の効用かもしれません。

ご高齢者の中には家賃ぐらい高いお金出して通販の漢方薬をせっせと飲んでいる人がいます。

効いていると思えばそれはそれでいいのでしょう。

セールスする人も「3か月は続けて下さい」なんて言いますが、効こうが効くまいが3カ月は売れるわけですから儲かるわけですね。

いずれにせよ漢方薬の選び方、飲み方は非常に難しいのでしばらく飲んで効き目がなければ見極めが肝心です。

一頃、流行ったウコンも摂りすぎるとよくないという臨床結果が出ているので漢方薬といっても安心とはいえません。

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