とある統計で食生活を正す食事療法を続けている人と、特に食生活を気にしない人との比較のグラフを見ました。
意外ですが食事療法を矯正されている人のほうが寿命が短いのです。
もちろんその食事療法は医学的に正しいというやつ。
俗に言う栄養がどうのこうの、カロリーがどうのこうのというやつです。
この結果で言えるのは杓子定規的に一日何カロリー取るべきだとか、カラダに必要な栄養素をどれだけとれば良いと言われても人の消化吸収は一人ひとり違うということです。
同じ食事を摂ったとしてもあなたと私の消化吸収力は違うということです。
完璧な栄養バランスとかカロリーを計算したとしても受け皿のカラダが違うわけですから答えなんてないのでは?
そういえば私は肉類が全くのニガテ、納豆なんて食べたことがありませんがそれほど病弱というわけではありません。
たとえば一日の栄養はこのドリンクだけで充分だという栄養ドリンクがあったとしても、それを飲むだけで健康維持できるでしょうか?
食事って味を楽しんで、満腹感を得るのが醍醐味ですよね。
某ダイエットで有名なトレーニングジムの中身は極端な糖質ダイエットだと聞きます。
たとえ痩せたとしても脳に大切な糖質が足りなくなるので頭がボーっとして派気がなくなります。
痩せこけて健康なんておかしい世の中です。
ベジタリアンは健康的か?という疑問もあります。野菜しか食べない偏った食生活という考え方もあります。
私は肉類がニガテな篇食ですが不健康なのでしょうか?取り立てて不健康というわけではありません。
あなたが食べたいものがあなたが欲するものです。
統計的には食事療法を真面目にやって早死にするのはなぜか?
食欲をいろいろ制限されるストレスが大きな原因だと考えられます。
カロリーや栄養学もいいのですが、食事はやはり味を楽しみ、雰囲気を楽しみ、満腹感という幸せも考慮に入れるべきだと思います。
横で「これは◯◯にいいので食べなさい」とか言われると楽しんで食事はできません。
食事にあまり神経を使うことこそストレスを食べるのと同じ。
テレビ番組で「カラダにいい食材」というのを相変わらずやっています。
そろそろあなたも嫌気がさしているのではありませんか?
そうです。お笑いネタと思って流しましょう。
どれも「◯◯効果が期待できる」という曖昧な表現です。無理して食べる必要はないですよ。
それにしても我々小市民はテレビ番組や健康雑誌の記事にはすぐ洗脳されてしまいがち。
情報に流されないようにお互い気をつけましょう。