「健康」に振りまわされては本末転倒

健康診断すれば健康なんでしょうか?

人間ドックを受ければ健康なんでしょうか?

たとえ異常なしでも診断したその日一日だけ「異常なし」なのです。

次の日から病巣が発生してどんどん悪化する場合も大いにあります。

一年に一回とか半年に一回とか意味ないじゃん、という感じ。

どうせやるなら毎日するのが確実でしょう。もしくは毎週。

それも現実的ではないでしょう。

そうです。自覚症状があってから診断したっていいのです。

それで手遅れならそれはそれで覚悟すればいいのです。

私は幸いフリーなので強制的な健康診断はありません。

でも手遅れで病巣が発見されて余命数か月でも、残りの時間が明確なので計画が立てやすいのです。

いつまでもだらだら生きるよりよっぽどいいのです。

私の理想は手遅れのガンが見つかって残りの余命を充実して過ごしたいと考えます。

私はかれこれ30年ほど健康診断を受けていません。

保険所から送ってくる「無料健康診断」なんて余計なお世話なのです。即ゴミ箱にポイです。

健康を意識すると余計病気になりますよ。

意識から「病気」を遠ざけましょう。

そもそも現代医学の進歩はめざましいですが病人は減るどころが増えるばかり。

病院には近づかない方がいいのです。

どっかの著名な先生が言っていましたが移る病気は病院で治るけど、それ以外は病院では治らないということですよ。

つまりウイルス性の疾患は治るけどガンとか糖尿病とか腎臓疾患とかは症状を抑えるだけの延命処置。完治はしません。

ですね、まったくその通り。

そしてその先生が言うには、ほったらかして自然に死んだ方が苦しまず穏やかに死ねるようです。

そういえば現代の日本は極めて「自然死」が難しいですよね。

孤独死が一番楽に死ねるようです。

実際に孤独死で自然死のご遺体は実に穏やからしいのです。

無理やり生かされないからでしょう。

「健康」なんてしょせん「幸せ」と同じで人によって価値観が違います。

どこで折り合いをつけるかということでしょう。

年をとればどこか悪くなるのが常識。

まったく健康なんて、それこそ病気なのです。

無病息災なんて絶対にありえないのです。

むしろ現代は多病息災、病気とうまく付き合って元気に生きるということが正論では?

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