病気と闘うより病気と仲良く

「病気と闘う」という言葉はよく聞きます。

「闘病」という言葉があるので私たちは病気に立ち向かっていくことが正しい意識だと勘違いしていたようです。

病名によっては落ち込んだりしますが、病気に対してはあまり気を張らないほうがいいようですよ。

なにくそと病気に立ち向かっていくと逆に気が滅入って病気は悪化するようです。

皮肉なものです。

医師の中にもガンになったらガンと戦わない、という人もいます。

患者さんには化学療法とかいろいろ治療するのにズルいような気もしますが。

病気と戦う意思は体の中ではマイナスになるとか。

そういえば、なんか悲壮感がありますよね。

病気にならないようにせっせと検査して、いざ病気が見つかればゾッとして慌てふためく人も多いですね。

だったら検査しないほうがいいのでは。(極論ですが)

病気と戦うことは病気を育てること。

あなたも私もすでにガンになっていることでしょう。

何しろ現代は二人に一人がガンなのですから。

知らないほうがいいって選択もありかなとも思います。

落ち込んじゃって余計悪化するかも。

私が尊敬する作家、五木寛之氏は健康診断を一切拒否して80代になられましたが元気そうです。

そういう生き方もアリですよね。

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